なんだこのタイトル!?
タイトルが面白そうだったので、買ってみました。
ネギ1本1万円って、なんか高いですよね。
私は、ネギが大好きですが、さすがに1万円は出せません。
でも、そのネギを買う方がいるのは現実。
どのような考えでネギを育ているか、どんな経営をしているのか。
気になりますよね!
書評「なぜネギ1本が1万円で売れるのか?」

著者の清水 寅さんの行動力がすごいです。
0%の才能と100%の努力。
ここまでできるのって、仕事が楽しく仕方ないと思います。
その熱意を感じられるのが、この一冊です。
本の概要紹介
発売日 | 2020年10月22日 |
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ページ数 | 222 ページ |
読了に必要な時間 | 1時間半 |
著者プロフィール | 清水 寅氏(しみず つよし) 1980年長崎生まれ。長崎県内の高校を卒業後、金融系の会社に就職。20代で7社の社長を歴任。その後、親戚からの勧めもあり脱サラ、2011年より山形県天童市にてネギ農家を始める。2014年ねぎびとカンパニー株式会社を設立。同社代表。「初代葱師」を名乗り、様々な苦難を乗り越え、2015年に糖度19.5度、2017年には21.6度のネギを作り上げる。現在は、「真の葱」「寅ちゃんねぎ」「キスよりあまい ほうれん草」などブランド野菜を農地10haにて栽培。2019年より、300万本に10本しかとれない奇跡のネギ「モナリザ」の栽培に挑戦。同年山形県ベストアグリ賞受賞。2020年からは全国のホームセンターにてネギ苗、タマネギ苗の販売も開始。日本の農園に一石を投じたいという夢を持ち、日々おいしい作物を育てている。 |
定価 | 本体880円(税別) |
出版社 | 講談社 +α社 |
目次
プロローグ
第1章 一番になりたい症候群
第2章 なぜ1本1万円だったのか
第3章 雑草と闘ってはいけない
第4章 羊の世界を一歩も出るな
第5章 部活のような会社にしたい
エピローグ
ネギ界のダイソンを目指す!
農業の世界をどう変えるか。
「モナ・リザ」というブランドを作り、マーケティング、従業員の新しい働き方、
ネギ界のダイソンを目指す!ことを考えている著者。
この「モナ・リザ」というのは・・・
200万本に10本程度の確率でできるネギ。大量にできるものではない。
では、なぜこの「モナ・リザ」を世の中に出そうと考えているか。
戦略は本書で説明されています。
さいごに

2021年春には、ホームセンターでネギとタマネギの苗販売を本格的に始める。
誰でも家庭のプランナーで育てやすいように、ポットに植えて販売するのが特徴。
家庭菜園に興味があるので、買って育ててみたいです!
最後に清水さんのお言葉。
失敗。それは成功を生むための技術です。
「失敗は成功のもと」
この言葉を信じて、清水さんは明日も畑に失敗しに行くそうです。
農業を憧れの職業にする夢。
頑張ってください!