2021年2月14日(日)からNHKの大河ドラマ「青天を衝け」が始まります。
「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一を知りたいときに、
「漫画版 論語と算盤」は、最初に読むべき本だと思います。
漫画版論語と算盤 /講談社/渋沢栄一
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2021年大河ドラマ「青天を衝け」を見る前に読むべき本①
漫画版 論語と算盤
渋沢栄一と言えば、「論語と算盤」。
有名なタイトルですよね。
大河ドラマが始まれば、もっと多くの方が渋沢栄一の偉大さを知ることでしょう。
ちなみに、渋沢栄一が生涯に関わった会社は約500にのぼり、しかも会社には寿命がある中、
その6割が現存しています。
誰もが知っている会社がずらり!
- 大坂紡績(現東洋紡)
- 王子製紙(現王子製紙)
- 日本郵船(現日本郵船)
- 日本鉄道(現JR東日本)
- 東京瓦斯(現東京ガス)
- 帝国ホテル(現帝国ホテル)
- 第一国立銀行(現みずほ銀行)
- 東京海上保険(現東京海上日動火災保険)
- 田園都市株式会社(現東急電鉄、現東急不動産)
- 大日本麦酒(現アサヒビール、現サッポロビール)
本の概要紹介
発売日 | 2019年9月26日 |
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ページ数 | 222 ページ |
読了に必要な時間 | 1時間 |
著者プロフィール | 渋沢栄一 1840年武蔵国榛沢郡血洗島村(現・埼玉県越谷市)の百姓の家に生まれる。実業家。農民から武士に取り立てられ、明治政府の財政官僚として辣腕を振るった。退官後は実業家に転じ、数多くの企業を起こし、その数は200を超す。現在も続く名門企業が多い。論語を通じた経営哲学も広く知られている。社会貢献活動にも熱心で、米国との親善交流に力を尽くした。近藤たかし氏 漫画家。作品は『陶魂』『ハンナのかばん』など。講談社まんが学術文庫で『政談』『最大多数の最大幸福』『劣っていることは資産である』を担当。 |
定価 | 本体 1,400円(税別) |
出版社 | 講談社 |
目次
第1章 論語と算盤
第2章 打倒!官尊民卑
第3章 商業は信なり
第4章 自ら箸をとれ
登場人物
- 渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
- 山縣有明(やまがた ありとも)
- 徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)
- フロリ ヘラルド
- 赤禰武人(あかね たけと)
- 大久保利通(おおくぼ としみち)
- 大隈重信(おおくま しげのぶ)
- 江藤新平(えとう しんぺい)
- 山城屋和助(やましろや わすけ)
- 三野村利左衛門(みのむら りざえもん)
- 古河市兵衛(ふるかわ いちべえ)
- 小野善助(おの ぜんすけ)
- 得能良介(とくのう りょうすけ)
- 三井高福(みつい たかよし)
- 桂太郎(かつら たろう)
- 岩崎彌太郎(いわさき やたろう)
- 渋沢喜作(しぶさわ きさく)
- 益田孝(ますだ たかし)
- 近藤廉平(こんどう れんぺい)
- 大倉喜八郎(おおくら きはちろう)
(「漫画版 論語と算盤」の登場順)
印象的だったところ
自分の見識を広めて変化を恐れないところ。
パリ万国博覧会の随員に選ばれ、現地で合同会社や銀行を知り、帰国後にすぐに行動に移しました。
変化を嫌う周りの反対を受けましたが、渋沢栄一の熱意に賛同する人と日本を変えていくところが面白かったです。
さいごに
2024年には1万円札の肖像画に選ばれた渋沢栄一。
新書でも多くの「論語と算盤」が出版されています。
長い文章を読む前に、この「漫画版 論語と算盤」を入門書としておススメします。
漫画版論語と算盤 /講談社/渋沢栄一
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