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【書評】2030年すべてが「加速」する世界に備えよ

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本屋さんで目立つ本を発見!

黒のマット感に蛍光グリーンの文字の表紙。

この感じ。けっこう好き。

この目立つ本は、『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』。

2030年。まだ9年後?いや、もう9年後?

近い将来、この世界がどうなるのか、知りたかったので購入しました。

 

2030年すべてが「加速」する世界に備えよ

世の中の変化。

スマホに、VR、スマホ決済。

私は、この程度しか体験していませんが・・・

知らない間に世界の技術進歩は速いです。今現在でも変わり始めている。

テレビの情報は遅いです。

2030年の変化に乗り遅れないために、本書をオススメします。

本書の概要

商品名 2030年すべてが「加速」する世界に備えよ
発売日 2020年12月24日
ページ数 398 ページ
読了に必要な時間 かなりかかる
著者プロフィール ピーター・ディアマンディス氏

Xプライズ財団CEO。シンギュラリティ大学創立者。起業家としては長寿、宇宙、ベンチャーキャピタル、およびテクノロジー分野で20以上の会社を設立。2008年、グーグル、3Dシステムズ、NASAの後援を得て、シリコンバレーにシンギュラリティ大学を創立し、エグゼクティブ・チェアマンに就任。

MITで分子生物学と航空工学の学位を、ハーバード・メディカルスクールで医学の学位を取得。2014年にはフォーチュン誌「世界の偉大なリーダー50人」に選出され、そのビジョンはイーロン・マスク、ビル・クリントン元大統領、エリック・シュミットGoogle元CEOなどから絶賛されるなど、シリコンバレーのみならず現代アメリカを代表するビジョナリーに一人である。


スティーブ・コトラー氏

ジャーナリストにして起業家。身体パフォーマンスに研究機関フロー・リサーチ・コレクティブのエグゼクティブ・ディレクター。ディアマンディスとの共著に『楽観主義者の未来予測』(早川書房)、『BOLD(日経BP)』がある。ジャーナリストとして手がけた作品は、2度にわたりピュリッツァー賞候補に上がっている。

定価 本体 2,640円(税込み)
出版社 株式会社 ニューズピックス

目次

はじめに

第1部「コンバージェンス」の破壊力

第1章「コンバージェンス」の時代がやってくる

第2章 エクスポネンシャル・テクノロジーpart1

第3章 エクスポネンシャル・テクノロジーpart2

第4章 加速が「加速」する

第2部 すべてが生まれ変わる

第5章 買い物の未来

第6章 広告の未来

第7章 エンターテインメントの未来

第8章 教育の未来

第9章 医療の未来

第10章 寿命延長の未来

第11章 保険・金融・不動産の未来

第12章 食料の未来

第3部 加速する未来

第13章 脅威と解決策

第14章 五つの大移動がはじめる

おわりに

印象的だったところ

「医療」と「寿命」

医療は、パーソナルライズされた医療を受けられる。

自分に合った最適な食事、サプリ、運動メニューがわかり、予防医療が可能になる。

また老化は克服でき、寿命が100歳を超える。

AI、クラウドコンピューター、量子コンピューター、センサー、膨大なデータセット、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーなどを使い、

新たな医療ツールが生まれると寿命100年など実現しそうです。

そして、寿命延長のビジネスが増えてくる。

私は、鍼灸師です。

東洋医学に「未病」という言葉があります。

病気になる前に、病気を治す、身体を治療する。

2030年には、「シック(病気)ケア」から「ヘルス(健康)ケア」にパラダイムシフトしてくることが楽しみで仕方ありません。

とても印象的でした。

2030年すべてが「加速」する世界に備えよ のまとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

分厚い本で読むのに時間はかかりました。

それぞれの項目は身近なこと。

本当にどうなるか、不安になる気持ちもありますが、誇張などありません!

来るべき未来に向けて、準備の本になるのが本書です!