メールやビジネス文書など、苦手ではありませんか?
私は、苦手です。
起承転結がわからず、タイピングが進まない。
そんな悩みを解決してくれそうとだと思ったので、購入してみました。
本書はこんな方にオススメ!
- メールやビジネス文書が苦手
- ブログやインスタの文章が書けない
- 早くブログを書けるようになりたい
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
本書は、文章術の名著「100冊」のエッセンスを1冊にまとめたものです。
著者の藤さんと小川さんが、名著100冊を真剣に読み込み、文章のプロが持つ共通のノウハウを
洗い出し、ランキング ベスト40にしたのが本書。
たいへんな作業だったと思いますので、世に出してくれて、本当に感謝しています!
本の概要紹介
発売日 | 2021年1月8日 |
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ページ数 | 223 ページ |
読了に必要な時間 | 3時間 |
著者プロフィール | 藤 豊氏(ふじよし ゆたか)
株式会社文道、代表取締役。有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。 編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて、自動車専門誌2誌の編集長を歴任。 2001年からフリーランスとなり、雑誌、PR誌の制作や、ビジネス書籍の企画・執筆・編集に携わる。文化人、経営者、アスリート、グラビアアイドルなど、インタビュー実績は2000人以上。 2006年以降は、ビジネス書籍の編集協力に注力し、200冊以上の書籍のライティングに関わる。大学生や社会人に対して、執筆指導なども行なっている。 ————————————————————— 小川 真理子氏(おがわ まりこ) 株式会社文道、取締役。「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。編集プロダクションにて、雑誌や企業PR誌、書籍の編集・ライティングに従事。その後、フリーランスとして、大手広告代理店の関連会社にて企業のウェブサイトのコンテンツ制作に関わり、仕事の幅を広げる。現在はビジネス書や実用書、企業をクライアントとするPR誌などの編集・執筆に携わる。子ども、市井の人、イケメン俳優、文化人など、インタビューの実績は数知れず。得意なジャンルは「生活」全般、自己啓発など。自ら企画編集執筆に携わった本に『親が倒れたときに読む本』(えい出版)がある。近年は、ライティング講座にも力を注ぐ。 |
定価 | 本体 1,650円(税込み) |
出版社 | 日経BP |
特に印象的だったところ
私は、本を読むときは気になったところには、付箋を貼るタイプです。
特に印象的だった9つを紹介していきます。
伝わる文章には「型」がある
100冊中38冊に「型」の大切さが書かれている。
私が考える起承転結の考えが間違っていました。
結論が先で、説明があとが基本。
また説得力を高めたいときは、「結論→理由→具体例→結論」という型。
論文は、「序章→本論→結論」という型。
「型」とは、文章の流れを示すパターンのことで、「型」を知っていると、なんだか書ける気がしてきますよね。
「型」を使うメリット
- どの内容を、どの順番で書けばいいのか迷わない
- 書くスピードが速くなる
- 文章の流れが良くなる
- 情報の過不足がなくなる
- 論理展開が破綻しにくい
- 結論がはっきりする
比喩・たとえ話を積極的に使う
100冊中223冊に「比喩・たとえ話」の大切さが書かれている。
比喩とは、「ほかのものに例えて表現する」こと。
確かに、話の面白い人や説明が上手な人は、たとえ話をよくしていますね。
理解しにくい物事がわかりやすくなったり、イメージしやすくなったりするので、
積極手に使いたいです。
比喩の4つの効果
- ショートカットできる
- 難解な内容、複雑な内容、未知の内容をわかりやすく伝える
- 読み手がイメージしやすくなる
- 意味を強調できる
また、比喩には、直喩、隠喩、換喩、提喩、諷喩、擬人法など、いくつかの種類があるそうです。
一般的に使いやすいのは、直喩、隠喩、擬人法。
詳しい使い方は、本書に書いてあります。
「名文」を繰り返し読む
作家さんやブロガーさんでも、この文章好きだな~と思うことがあります。
やはりお手本は必要なんですね~
名文を読む3つのメリット
- 語彙を増やせる
- 言葉づかいを学べる
- 文章のリズムを身につけられる
名文の選び方は、「自分が好きな本を読む」、「文章の先達たちが学んだ本を読む」。
作者・著者がお手本にしたい作家や本の紹介も、本書にいくつか書いてあります。
語彙力をつけろ、辞書を引け
100冊中18冊に、「語彙力と辞書を引くこと」について書かれている。
語彙力とは、「その人がもっている単語の知識と、それを使いこなす能力」のこと。
語彙力をつけたほうがいい3つの理由
- 正確に説明できる
- 理解力が上がる
- 豊かに表現できる
もう学生の以来、辞書を引くことはないですが・・・
辞書を引く4つのメリット
- 同音異義語に悩んだときに正しい言葉がわかる
- 言葉の正しい意味がわかる
- 言葉の正しい使い方がわかる
- 語彙が増える
とにかく書く、たくさん書く、
やっぱり手を動かすことが大事なんですね~
とにかく書いたほうがいい2つの理由
- 文章が上達するから
- 書く内容が固まるから
量があって、初めて質が生まれる。
書き続けるって大事です。使わない刀が錆びるように、使わない文章力も錆びてしまう。
納得しました!!!
「わかりにくい」と思ったら修飾語を見直す
「修飾語」ってなに?って感じでした。
文を飾る「修飾語」。主語や述語の内容を詳しく説明する文節のことらしいです。
この項目は、8ページにもわたって説明されていたので、内容が濃いです。
「書き出し」にとことんこだわる
文書の第一印象は、書き出しのところですね~
書き出しの内容に興味がわかないと、先を読もうと思わないですよね。
すぐに使える書き出し6パターン
- 会話や音から始める
- タイトルの逆を書く
- 動きのある状況(シーン)から始める
- 疑問を投げかける
- 格言・名言を使う
- 短文で言い切る
体験談で説得力を高める
エピソード・・・個人的な出来事、顧客の出来事、会社の出来事などの事例や体験談。
まわりとの差別化をはかるのは、その人が経験したこと。他には真似できないオリジナリティになりますね。
根拠を示す
説得力のある文書は、「論理的で正確」である必要がある。
専門家や論文の内容を疑いもなく信じてしまいますよね。
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
本書に記載された「ベスト40」。
初心者向けでもありますが、上級者の方も忘れていた内容も思い出せると思います。
100冊まとめた内容は、新しい試みで面白かったです。
文章の書き方を勉強する本を探してる方は、
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。で迷わず決まりです!!