今日は、洗濯ブラザーズさんが出版した「間違いだらけの洗濯術」を学べば、
大事なパタゴニア製品も長く着れるようになります。
パタゴニアには、Tシャツやフリース、ショートパンツなど多くの製品がありますが、家での洗濯は難しくありません。
パタゴニア製品は洗濯ブラザーズの洗濯術を学べば長く着れる
本書には細かい洗濯術が書かれています。
じっくり本書を読んで洗濯術を学びたい方はこちら。
最低限のポイントをピックアップしましたので、紹介していきます。
洗濯術ポイント5つ
①脱いだ洋服は、そのまま洗濯機に入れない
臭い対策は、ここから始まっています。
生乾きの原因は、「モラクセラ菌」。通気性の悪い洗濯槽の中に衣類をため込んでおくと、どんどん雑菌が増殖してしまうので注意です。
脱いだ服は、通気性のいいカゴに入れるのがベスト!
時間が経つほど雑菌は繁殖していくので、脱衣から可能な限り24時間以内に洗濯するのが理想です。
②洗濯ネットを使う
パタゴニアの公式ホームページの中でも洗濯バック(洗濯ネット)を使った洗濯をすすめています。
フリースなど化繊衣類を洗濯する際は洗濯バッグをお使いください。化繊衣類を保護すると同時に、洗濯によって抜け落ちるマイクロファイバーの川や海への流出を削減できます。
(出典:パタゴニア公式ホームページより)
オシャレ着や下着など型崩れが心配な衣類は、洗濯ネットに入れて洗っている方が多いと思います。
ただ入れているだけではないですか?
正しい洗濯ネットの使い方は、結ぶこと。空きスペースがあると、衣類がシワになったり傷んでしまう可能性があります。
③洗剤選び
洗剤の裏の成分表示をチェックして、「弱アルカリ性」の「液体洗剤」を選ぶのが無難です。
- ALL WASHは弱アルカリ性(写真左)
- Attack ZEROは、中性(写真右)
洗浄力、服への影響、価格のバランスがほどよく、ふだん洗いに適しています。
下記は、パタゴニアの公式ホームページは記載です。
通常の洗剤をお使いいただけます。ただし漂白剤や柔軟剤、蛍光増白剤、またこれらを含む洗剤はご使用にならないようお願いしています。せっけん洗剤をご使用になる場合は、せっけんカスが残らないよう、ぬるま湯でしっかりすすぎを行ってください。ダウン製品を洗濯する際は必要な油分を残すため、中性洗剤もしくは弱アルカリ性の洗剤をご使用ください。パタゴニアで奨励しているのはストームですが、他にも良質の撥水剤は多数市販されています。
(出典:パタゴニア公式ホームページより)
洗濯ブラザースの洗濯術をすれば、漂白剤や柔軟剤を使わなくても汚れは落ちます。
④黄ばみ、シミ対策
プレウォッシュを洗濯の習慣にしよう!
洗濯ブラザーズのプロは絶対にやるけど、家庭ではほとんどしないプレウォッシュ。
私も初めて聞いた言葉でした。
「プレウォッシュ」とは、洗濯機に入れる前の、前処理のことです。
キレイに洗えるかどうかは、9割がた、このプレウォッシュで決まってしまいます。
プレウォッシュの作り方
【用意するもの】
- 水
- 洗濯用液体洗剤(弱アルカリ性のもの)
- スプレー容器(100円ショップで購入できる)
【作り方】
- スプレー容器に洗剤1:水1を入れる
- 軽く振って混ぜて完成。1週間以内に使いきること。
【使い方】
- 全体にまんべんなく1回、汚れの気になるところは3回スプレー。15分置いてから、洗濯機で洗う。
- ガンコな黄ばみはブラシで叩く!
洗濯用ブラシは、ホームセンターなどで数百円で購入できる。
⑤干し方
洗濯ブラザーズは、部屋干しをススメています。
洗濯日和、晴れた日、青空の下でベランダで干すのが常識かと思ってましたが、間違いのようです。
パタゴニアの製品を長持ちさせるには、部屋干しです。
紫外線を当ててしまうと色が抜けたり、色あせたりしまう可能性が高くなります。
もし大切な服を外干ししたいときは、裏返したほうが安心ですね。
パタゴニア製品は洗濯ブラザーズの洗濯術を学べば長く着れるのまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
夏に大活躍したパタゴニア製品を来年、また何十年も長く着られるように、洗濯ブラザーズさんの洗濯術を参考にしてみて下さい。