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書評「超客観力」

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「超客観力」 メンタリストDaiGo

メンタリストDaiGoさんの2020年第一弾!
あなたの自分自身を知る能力を高め、人類に特有の思い込みから脱して本来の「客観力」を取り戻す方法が書かれている本。

こんな方にオススメ

  • 自分を変えたい
  • 自分自身を知りたい
  • 人間関係に悩んでいる
  • 考えすぎてしまう性格の人
  • 人間の思考をもっと知りたい

 

本の概要紹介

発売日 2020年4月3日
ページ数 238ページ
読了に必要な時間 3時間10分
著者プロフィール メンタリストDaiGo
慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心を作ることに興味を持ち、人口知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活躍中。著者累計400万部。(HPより引用)
定価 本体1,400円+税

目次

第1章 客観性に関する3つの思い込み
第2章 自分を知る6つの質問と価値観リスト
第3章「自分はどんな人間か」?を振り下げまくる「内観」の技術
第4章 自己省察スキルを高めるトラッキングテクニック
第5章 客観力の最大の敵「反すう思考」に立ち向かう方法
第6章 Googleが最重要視!最強の判断力を手に入れる方法【知的謙遜】
第7章 知的謙遜が身につく10のエクササイズ
第8章 他社の知的謙遜を育てるための「ソクラテス式問答」

印象的だったところ

思い込みについて。
「自分のことは自分が一番よくわかっている」のは思い込みで、10%しか正しく理解してないようです。わかっているようで、わかっていない感じでしょうか。

この本に書かれている質問を答えたり、考えたりするうちに、その思い込みがはっきりわかる。

自分への学び

自己認識を高めるために、「なぜ?」から「なに?」に変えること。日常のトラブルや疑問に対して、「なぜ?」と思うことは普通ですよね。でも、この「なぜ?」を「なに?」に変えることによって、マイナス思考になりにくくなったり、脳の客観スイッチがオンになりやすい。

言葉の説明

【自己省察】…自分の欲望を正しく知り、思い込みにまどわされず、真実を見抜く力。

【知的謙遜】…自分の能力を正しく知り、より深い成長をうながすための力。

【セルフコンセプト・クラリティ】…自分に対する信念が明確で、自分の価値観や能力を自信を持って定義でき、時間が過ぎても、その定義が常に安定している状態。

【価値観】…心の底から自分が大切だと思っていること、そして自分の人生でやりたいこと。

【内観】…自分自身の内面、行動を観察するテクニックの総称。

【ペルソナ法】…あなたにとって理想の自分とは?をじっくり考えていくこと。

【反すう】…自分の欠点や過去の失敗を繰り返し考え続けてしまう現象。

さいごに

本書は約227の質問があり、考えることが多いです。でも、人はすぐには変われない。読んで満足せず本棚に戻すのではなく、大事なのは自分の内面と向き合うこと。これです!
そのきっかけを作ってくれのが、本書です。

自分の事をしっかり理解して、人生の満足度をあげていきましょう!