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書評「マンガ 認知症」

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マンガ 認知症

認知症。

昔は、「痴呆症(ちほうしょう)」と言われていました。

2012年の国の発表では、認知症感患者は約462万人。

認知症予備軍は、約400万人。

この認知症予備軍とは、

「なんらかの脳の疾患によって、認知機能が障害されているが、それによって生活機能は障害されていない」という状態の方。MCI(軽度認知障害)と言う。

MCIは、認知症に移行しやすい症状が現れていて、5年間追っていくと最大で半分くらいの人が認知症になる。

そして、厚生労働省は65歳以上の認知症有病率を約15%としているが、

これにもとづけば2018年の認知症患者は約530万人。

MCIもさらに増えていて約460万人。

そうなると全てを合わせると、認知機能の低下に悩む人は日本に1000万人近くもいることになるんです!

 

本の概要紹介

発売日 2020年6月9日
ページ数 286 ページ
読了に必要な時間 1時間30分
著者プロフィール ニコ・ニコルソン氏
宮城県出身。漫画家。イラストレーター。東日本大震災で全壊した実家を立て直すまでの道のりをコミックエッセイ『ナガサレール イエタテール』(太田出版)で描く。その後、祖母が認知症を発症。介護生活の様子を『婆ボケはじめ、犬を飼う』(ぶんか社)、『わたしのお婆ちゃん』(講談社)で描く。佐藤 眞一氏
東京都出身。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授。博士(医学)。日本応用老年学会理事、日本老年臨床心理学会理事、日本老年社会科学会理事、著者に『認知症の人の心の中はどうなっているのか?』(光文社新書)など多数。
定価 本体 880円(税別)
出版社 ちくま新書

目次

序章 認知症ってなんですか?
第1章 「お金を盗られた」「強盗にあった」と言うのはなぜ?
第2章 同じことを何度も聞いてくるのはなぜ?
第3章 何度注意してもお米を大量に炊いてしまうのはなぜ?
第4章 突然怒りだすのはどうして?
第5章 高齢者の車の事故はなぜ起きるの?
第6章 介護者につきまとうのはどうして?
第7章 家にいるのに「帰りたい」と言うのはなぜ?
第8章 これってもしかして「徘徊」ですか?
第9章 徘徊を失敗してしまうのはなぜ?
第10章 介護に疲れ果てました。どうしたらいいですか?
番外編 なんでお尻を触るんですかコラー!!
あとがき ニコ・ニコルソン
あとがき 佐藤眞一
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さいごに

私の家族や親戚には認知症の方はいません。

介護もしたことがありません。

なので認知症のことを詳しく知りたかったので本書を購入しました。

 

鍼灸師の仕事をしていると、患者さんの中で家族の介護で疲れてる方がいます。

そして、患者さんの体の状態が悪いです。

人一人背負って毎日生活してるわけですから、日々体への負担は本当に大きいと思います。

 

介護とは関係ない多くの方にも、知ってもらいたいので、

本書をベースにテレビで放送してほしいレベルです。